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水のコラム

2022.04.09

水漏れのトラブル

蛇口の青サビって何だろう?予防法や原因、対策を知ろう!


水を使うとき「蛇口が青いなぁ」とか「水が出にくい・出過ぎるなぁ」と気づくときがあります。もしかしたら、それは青サビのせいかも知れません。

蛇口にできる青サビの原因と対策、予防法を解説します。あわせて、水垢や油汚れ、黒カビ対策についても説明しています。

まずは蛇口の青サビについて知ろう!

蛇口周りに付いている青サビは「緑青(ろくしょう)」と呼ばれるものです。
蛇口に使われているニッケル、銅やクロムが酸化して蛇口周りに付着したもので、人体に悪い影響はありません。

過去、教科書などに「緑青はサビの一種のため、毒性がある」などと記述されていました。現在では「人体に悪影響はない」ことが確認されています。とはいえ、緑青は見た目がよくありません。発生したら、きれいに掃除してスッキリさせましょう。

蛇口の青サビを放っておくと?

では、青サビを放置するとどうなるのか見ていきましょう。

まず、緑青が蛇口を覆ってしまうと水の出口が狭くなり、水の出が悪くなります。また、吐水口が狭まることで、かえって勢いよく水が出過ぎることも。使い勝手の面でも悪影響が出てくるでしょう。
さらに、放っておくと緑青は蛇口にこびりついて落としにくくなります。1度発生した緑青は、そのままにするとどんどん範囲を広げていきます。見つけたら、その都度きれいにすることを意識しましょう。

蛇口の青サビを予防するには?

緑青が発生する原因は「水」です。蛇口を構成している銅、鉄、ニッケルなどが水に触れて酸化して発生します。ですから、水を使ったら蛇口の水滴を拭き取っておくことが大切です。

こまめに行うことで、緑青の発生を抑えられます。他にも、以下の方法があります。
■撥水コーティング剤を塗る
撥水性コーティング剤を塗っておくのも効果的です。ホームセンターや、ネットショップなどで購入できます。

■ロウソクをこすりつける
蛇口やシンクの全体に、ロウソクをこすりつけておくのも1つの手です。
ロウが水を弾き、青サビを防止してくれます。

■吐水口を点検する
蛇口の吐水口には、黒いカビや埃が付着していることがあります。日頃、吐水口をチェックする機会は少ないため、見落としがちなポイントでもあります。水気は拭き取って、黒カビなどの汚れは古い歯ブラシやスポンジで掃除しましょう。

蛇口の青サビを落とす方法は?
最後に、すでに付着した緑青の掃除の仕方を紹介します。

■メラミンスポンジ
メラミンスポンジは「メラミン樹脂」というとても固い樹脂でできています。水を含ませたスポンジで、緑青をこすってみましょう。

スポンジそのものが研磨剤の役割を果たします。こするときは、蛇口を傷めないようにやさしく行います。緑青を落としたら、水気をしっかり拭き取りましょう。

■歯ブラシ
歯ブラシに歯磨き粉をつけて、やさしくこすります。歯磨き粉は、研磨剤入りのものを使ってください。軽いものならすぐに落とせます。

もし落ちにくい緑青なら、歯磨き粉を塗布してラップで覆ってしばらくパックしておきます。その後は水でよく歯磨き粉を洗い流します。水気を拭き取って完了です。

■クエン酸
サビは、金属は酸化してできるものです。つまり、酸化した金属から酸素を剥がせばよいのです。これを還元作用といいます。

お湯100mlに、クエン酸小さじ半分を混ぜます。スプレーボトルに混ぜ合わせた液体を入れ、直接吹き付けます。もしくは、キッチンペーパーに含ませて緑青の上を覆います。乾かないように、ラップを上にかぶせておきましょう。そのまま1時間ほどおいておきます。

時間になったら、ブラシまたはスポンジでこすってください。サビの程度によっては、数回繰り返します。あとはクエン酸が残らないようにしっかり流して、から拭きします。クエン酸が蛇口に残っていると、新たなサビの原因になってしまいます。
■重曹
重曹の細かな粒子が研磨剤の役割を果たします。重曹と水を1:2もしくは1:4の割合で混ぜます。ペースト状になるようにしてください。

ゆるくなりすぎないように、水の量は適宜調節します。できあがったペーストを、緑青に直接塗布します。そのまま30分~1時間ほど、パックしましょう。

時間になったら、スポンジなどでやさしく落とします。きれいになったら水で洗い流した後、から拭きして完了です。

■専用クリーナー
上記の方法のいずれでも落とせない緑青には、アルカリ性の専用クリーナーの使用をおすすめします。

薬局やホームセンターなどで購入できます。ネットショップでも可能です。重曹やクエン酸にようにつけ置きしたり、ブラシやスポンジにつけて磨くために使います。

蛇口のふちなど、細かい部分は綿棒を使うと便利です。ただし、クリーナーには強力な薬剤が使われています。事前に商品の裏側などを見て、使用方法を確認しておきましょう。

緑青以外の汚れの種類と落とし方

蛇口周りの汚れは、緑青だけではありません。
その他代表的なものを以下にまとめました。

■水垢
水道水に含まれるミネラルやカルシウムなどが固まって、付着したものです。酸性の薬剤を使って掃除しましょう。むやみにこすってもきれいにしにくいので、分解成分が入っている薬剤を使用してください。

■油汚れ・石けんかす
石けんかすや油汚れは、アルカリ性の薬剤を使うと落とせます。専用クリーナーを使うのもおすすめです。
■黒カビ
黒カビは蛇口の付け根や裏側に発生することがあります。黒カビにはアレルギーを引き起こし、人体への悪影響が懸念されるため、早急な対応を心がけましょう。

重曹やクエン酸で落とせます。専用薬剤も販売されているので、こちらの使用も検討してみましょう。

上記のうち、水垢や油汚れ、石けんかすは「みかんなど柑橘類の皮」できれいにすることもできます。次項で、柑橘類の皮を使った掃除方法について紹介します。

水垢などは柑橘類の皮できれいにできる

みかんの皮に含まれるリモネンは油の分解作用と消臭、クエン酸はアルカリ性の汚れに強いといわれています。また、皮の裏側の白い部分にはペクチンが含まれており、つや出しやコーティング効果が期待できます。

直接汚れにこすりつけてもよいですし、お湯で煮出して冷ましたものはクリーナーとして使えます。すべての水垢などの汚れに有効とはいえませんが、1度試してみてもよいでしょう。

何度も発生するなら蛇口交換も視野に入れる

「しっかりきれいにしたのに、また錆び付いてる…」という状態が続いているようなら、蛇口の交換を検討してみましょう。経年劣化による水漏れが考えられます。

ものによりますが、蛇口は10年~15年、長くても20年ほどで寿命が来ます。蛇口以外にも、配水管の劣化もあり得ます。水漏れ以外にも、内部が錆び付いていることもあり、衛生面が懸念されます。蛇口は業者に交換を依頼する他に、自分でも行えます。

蛇口を自分で交換する方法

簡単に手順を説明すると「止水栓を閉める」「蛇口を取り外す」「取り付け部分を掃除する」「新しい蛇口を取り付ける」「止水栓を開ける」という流れです。

■自分で交換するときの注意点
蛇口には、単水栓やワンホール、ツーホールなどさまざまなタイプがあります。もともと使用している蛇口と、同じタイプのものを用意しておきましょう。

種類が不明なら、メーカーに問い合わせると型番や購入方法を教えてもらえるはずです。また、事前にモンキーレンチなどの工具も揃えておきましょう。

■不安ならプロに依頼しよう
蛇口の交換作業に不安がある、もしくは初めて交換する、というときは業者へ相談した方が安全です。むやみに自分で行うと、交換前より状況が悪くなってしまうこともあります。

まとめ

今回は、蛇口の緑青と予防法、掃除の仕方について解説してきました。

日頃のまめな手入れも大切ですが、発生してしまったら早めの対応を心がけると、きれいにできます。対策を覚えておくと、いざというときにも慌てずに済みます。そして、長期間使用している蛇口は交換を検討してみましょう。

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