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水のコラム

2022.10.09

トイレ

家庭用にオストメイト対応トイレを設置するには?


家庭用のオストメイト対応のトイレを設置することになった場合、どのように対応していけばよいか知らない方が大半ではないでしょうか。

そこで今回は家庭用のオストメイト対応トイレを設置する方法、オストメイト対応トイレの設置費用、オストメイト対応トイレの使い方、設置を業者に依頼すべきかどうかについて詳しく解説します。家族で使用することになったという方も参考にしてみてください。

家庭用にオストメイト対応トイレを設置する方法

オストメイト対応トイレというものをご存知でしょうか。オストメイト対応トイレとは、病気や大けがにより排泄機能に障害を持ってしまった方たちが使用する専用のトイレのことです。排泄機能に障害を患ってしまった場合、ストーマと呼ばれる人工の排泄口を腹部に付けることがあります。このような機能と共に生活している方たちをオストメイトと言います。

一般的なトイレとは違い専用の設備が必要となってくるため特別な準備が必要となります。ここでは家庭用のオストメイト対応トイレを設置する場合の方法について解説します。

設備を取り付ける
ここで紹介するのは、従来のトイレにオストメイト対応の設備を取り付ける場合です。

オストメイトの方たちは、排泄するまでの一定時間排せつ物を貯めておくためのパウチ・しびんというもの(大腸や膀胱の役割を果たしているもの)を使用しています。そのため排泄の際にはパウチの廃棄や交換、しびんの洗浄が必要になります。

上記の作業が楽にできるように、座った状態でパウチ処理が可能となる広い便座や、パウチ・しびん洗浄水栓付き背もたれなどを設置することになります。これらの装置は難しそうに聞こえるかもしれませんが、後付けで設置するだけなのでコストが抑えられ簡単に設置可能です。

しかし、もともとのトイレがそれぞれの器具の後付けに対応していない場合にはトイレ本体を交換しなくてはいけなくなります。

リフォームする
パウチやしびんの処理するための専用の洗浄流しがトイレ内に設置されている場合があります。立ったまま作業ができることや、底が深く排せつ物が跳ねにくいというメリットがあります。自宅のトイレにも洗浄流しを設置したい場合にはリフォームが必要になります。

もともとのトイレに十分な広さがある場合には給排水工事のみで完了します。洗浄流しを作る余裕がない場合には、トイレのスペース自体を拡張する工事が必要になります。

これまで使用していたトイレはそのまま残しておき、新たにオストメイト対応トイレを増設する場合もあるようです。もしもこのように増設工事する場合には、十分なスペースの確保のほか、仕切り壁や扉を設置する工事が必要となります。

オストメイト対応トイレの設置費用

オストメイト対応のトイレを設置しようとするとどのくらいの費用が発生するのでしょうか。ここでは費用相場について解説します。

具体的な費用相場としては、オストメイト対応の便座へ交換する場合には約10万円、洗浄水栓付き背もたれを設置する場合には約15万円、洗浄流しの設置の場合には20~100万円、オストメイト対応トイレ・ジャワメイトの設置の場合には30~90万円程度となっています。

オストメイト対応トイレへのリフォームには簡易型と機能型の2種類があります。簡易型の場合にはオストメイト対応のための専用の便座に交換するだけのため比較的簡単で、費用も抑えられます。

必要に応じてパウチ・しびん洗浄水栓がついている背もたれを取り付けることになります。一方で機能型となると少し費用が高くなります。

しかし、普段のトイレがとても楽になります。今のトイレを拡張するスペースが充分にあるという場合には、新たに汚物洗浄台やシャワーの設置がおすすめです。排水管関係の工事が必要になると費用が高くつくため、リフォームする前にしっかりと検討しましょう。

オストメイト対応のトイレは設備をどうするかによって設置費用が大きく変化するとともに、利用時の快適性が大きく変化します。値段だけで決めることなくしっかりと今後の利用場面をイメージしたうえでリフォーム内容を決めるようにしましょう。

オストメイト対応トイレの使い方

オストメイト対応トイレはどのように使用するのでしょうか。ここではオストメイト対応トイレの使い方について解説します。

【外出時】公共施設に行く
外出時にはオストメイト対応のトイレがどこにあるのかを確認しておきましょう。2006年に制定されたバリアフリー新法によって、公共施設に加えて、オフィスビルや学校などにもオストメイト対応のトイレ設置の努力義務が課せられるようになりました。

現在では鉄道駅、高速道路パーキングエリア、空港、道の駅、図書館、美術館、社会福祉施設、官公庁施設、病院、デパート、ショッピングモールなどもあらゆる場所で設置されるようになりました。

オストメイト対応のトイレが設置されている場所には一目でわかるように腹部に十字のマークがあしらわれた表記があります。外出先で見つけるのに苦労することが無いよう、あらかじめマークの確認をしておくようにしましょう。

排せつ物を捨てる
まずはストーマの装置に溜まっている排せつ物を捨てる作業します。便器や洗浄流しにそのまま捨てましょう。便器に捨てる場合には排せつ物が飛び散る可能性があります。

あらかじめ洋服を脱いで捨てるか、便器に横座りになって捨てる方法がおすすめです。これらが面倒だと感じる方は洗浄流しの設置をおすすめします。

パウチの洗浄および交換
汚れたパウチはしっかりと洗ってから交換するようにしましょう。ストーマから排せつ物が漏れそうになっている場合があるかもしれません。その場合には腹部を洗浄流しの台に当てながら交換作業してください。

腹部を洗う
腹部が汚れている場合にはしっかりと石鹸とシャワーで洗浄してください。水気をふき取るときには化粧用のコットンを使用することが便利です。

トイレに流せないものについては必ず汚物入れに捨てるようにし、流すことがないようにしましょう。つまりの原因となります。

衣服を洗う
衣服が汚れている場合にはもちろん衣服も洗うようにしましょう。

設置は自分でできる?業者のほうがいい?

オストメイト対応のトイレへのリフォームは自分でも可能なのでしょうか。ここでは業者に依頼すべきかどうかについて解説します。

結論から言うとオストメイト対応のトイレへのリフォームは、簡易型のリフォームやオストメイト対応の便座への交換に限っては自力でも作業可能です。しかし、洗浄流しやシャワーを設置したい場合には排水管の工事が必要となるため、専門業者に依頼する必要があります。たとえ簡易型であっても、DIY経験が浅い方は業者に依頼することをおすすめします。

また、専門業者に作業を依頼する際には以下の点に注意しながら業者選びをしましょう。施工実績があること、丁寧に対応してくれること、見積書を出してくれることです。基本的に施工実績や利用者の口コミが少ない業者はおすすめできません。十分な知識経験がある業者ならば安心して工事を依頼できます。

また、こちらの質問にしっかりと答えてくれるか、電話やメールの返信が丁寧かどうかなども一般的な企業として当たり前のことができているかどうかの判断基準となります。そして、依頼前には必ず見積もりを出してもらうようにしましょう。

まとめ

今回は家庭用のオストメイト対応トイレを設置する方法、オストメイト対応トイレを設置するために必要な費用、オストメイト対応トイレの使い方、設置は業者に依頼すべきかどうかについて解説してきました。オストメイト対応トイレは専用の器具や作業が必要となり大変な部分もあります。

しかし、取り付け自体はそこまで複雑でもなく、機能型に至ってはとても楽にトイレが使用できるようになります。オストメイト対応トイレを設置しようとしている方は、今回の内容を参考にしてみて快適に利用できる環境を整えてください!

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