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水のコラム

2023.01.17

お風呂

お風呂の水が流れない時の原因と対策

お風呂の水が流れないときには必ず原因があります。つまったらいきなり業者にお願いしなくても、自分で改善できることもあります。最初は、ぜひご自身で流れるように掃除してみましょう。

お風呂の水がつまる4箇所

お風呂の水が流れないとき、大体つまる場所は決まっています。

洗い場の排水溝
お風呂のつくりには、1つの排水口に水が集められてから排水管を流れるタイプと、それぞれの排水口から直接排水管を流れていくタイプの2種類があります。ユニットバスは前者であり、戸建て等で見られる在来工法は、後者のつくりであることが多いです。

前者の場合では1つに集められるので、お風呂だけが原因ではなく、洗い場の排水溝がつまっていると、お風呂の排水溝も影響を受け流れなくなることがあります。

浴槽の排水栓
排水栓はお風呂が流れる排水口に、上から刺さっている丸い栓のことです。つまるときはこの排水栓が一番外側になるので、対策しやすいです。下記の排水管や排水トラップは、奥の方になるので掃除が難しくなってきます。

排水管
排水管は複雑なつくりになっており、つまりやすくなっています。つまりやすくなっているということは、溜まった物質から匂いが発せられることもあります。その匂いが上がってこないよう排水トラップでせき止められ匂いが、外に広がらないようになっています。

排水トラップ
排水管の入り口には、排水トラップとよばれる網と、コップのようなものを組み合わせた部品がつけられています。ここで大体つまる物質がひっかかるようにできています。

見落としがちなのが排水トラップの裏側で、気が付かないうちに汚れが溜まっていることがあります。

お風呂の水が流れない原因物質と対処法

お風呂の水が流れなくなったら、必ずつまっている原因の物質があります。そして、その物質によって対処方法も変わってきます。代表的な物質とその対処法を紹介しましょう。

髪の毛
お風呂の水が流れない代表的な原因は髪の毛です。人間の髪の毛は1日で約50~100本抜けており、環境や季節によっては、さらに抜けることもあります。洗うときにこすったり、シャワーで流したりするので、お風呂の時間が1日の中で最も髪が抜けるのです。

排水溝は髪の毛が流せる構造になっていますが、日々の蓄積で溜まっていきます。さらにロングヘアだと、さらに溜まりやすくなるので注意が必要です。

しかし坊主でもない限り、髪の毛は、排水溝に必ず溜まってしまいます。大切なのは放置せず、排水溝がつまる前に定期的に掃除することです。

髪の毛には市販のパイプクリーナーが有効です。パイプクリーナーにも種類があり、ジェル状のものとワイヤー式があります。

ジェル状は排水溝に直接入れると髪の毛を溶かしてくれるものです。排水溝に入れてお湯で流すだけなので楽ですが、刺激臭があったり、強力な薬なので、扱いに注意が必要だったりします。

ワイヤー式はワイヤーの先端にブラシが付いており、排水子の奥に入れることで、つまっている髪の毛が、引っ掛かり引っ張ると髪の毛を取り除くことができます。

ワイヤー式は髪の毛を取り除いているのが目に見えるので、掃除したという気分になれますが、詰まっていた髪の毛は綺麗なものではないので、抵抗があるかもしれません。ジェル状のものとワイヤー式はどちらにもメリットとデメリットがあります。

洗いカス
洗いカスというと、ボディソープやシャンプー、石鹸のカスやトリートメントなどを指します。お湯としっかり混ぜたり、溶けていたりするとそのまま問題なく流れます。

しかし、完全に泡立てられてなかったり、お湯に溶かしきれていなかったりすると、排水溝内につまった髪の毛やそれ以外の原因物質に付着し、絡まりあうことでヘドロのようなものになってしまい、排水溝の中にとどまってしまいます。

身体を洗うこれらの石鹸類は基本的にアルカリ性のため、反対である酸性の洗浄成分を与えることで綺麗にできます。酸性の掃除に適したものといえば、クエン酸です。

キッチンやシンクやトイレ掃除でも使われるのではないでしょうか。クエン酸は自然由来の素材なので、小さなお子さまやペットがいても安全に使うことができます。

固形物
ボディソープなどの詰め替えの袋を開けた後の切れ端、シャンプーなどのキャップ、剃刀の刃、ヘアゴム、ヘアピンなど気が付かない間にこれらの固形物は排水溝に流れて、つまりを起こし水が流れなくなることがあります。これらは溶けることもないので、一度排水溝内に引っかかってとどまったら、そこから流れ出る可能性も低いです。

一番大事なのは排水溝に流さないことですが、万が一流れてしまった場合は、近くにあると分かったらラバーカップで引き出せるか試してみましょう。

ラバーカップは強く押し込んでゆっくり引き上げると、中のつまりを吸い上げやすいです。しかし、強すぎる力を加えると排水設備が故障する場合もあるので、気をつけましょう。

ラバーカップでも引き出せない場合は、真空式パイプクリーナーを使ってみましょう。それでも届かない奥の方でつまっている場合は、業者を呼んで取ってもらうのが安心です。

垢・皮脂
髪の毛ほど目にはっきり見えないのでピンとこないかもしれませんが、お風呂場では身体を洗いますので、身体についた汚れも日々排水溝へ流れていきます。

塵も積もれば山となるといわれるように、あまり想像はしたくないかもしれませんが、毎日の積み重ねで溜まっていき、垢や皮脂も詰まりを起こす原因となります。

垢や皮脂は弱酸性なので、アルカリ性である重曹でつまりを流すことができます。上記にあった洗いカスもある場合は、クエン酸と重曹を混ぜて掃除しても大丈夫です。洗いカスと垢や皮脂を同時に落とすことができます。

お風呂の水つまりの再発予防

お風呂の水が無事流れるようになったら、再発予防に努めてまた流れなくなってしまわないようにしましょう。

ヘアキャッチャー
水が流れ出る排水トラップには、ヘアキャッチャーがついていますが、すべての髪の毛をせき止めているわけではありません。短い毛や細い毛はヘアキャッチャーをすり抜けてしまいます。

少しでもヘアキャッチャーで髪の毛をせき止めるために、ヘアキャッチャーに網目の細かいネットを被せましょう。髪の毛取りシートや髪の毛取りネット、などの名前で販売されていることが多いです。

お金もあまりかからず、被せておいて髪の毛が溜まったら外して捨てるだけです。手間が少なく、楽に水つまりの再発予防ができるので、いつもネットを被せておきましょう。

パイプクリーナー
上記でもパイプクリーナーを紹介しましたが、つまってからパイプクリーナーを使うのではなく、水流れなくなる前から日常的にジェル状のパイプクリーナーを排水溝に投与しましょう。

お風呂の水が問題なく流れているように見えても、奥の方でつまり始めている場合があります。あまりにも大きな塊がつまっていたら、パイプクリーナーでも溶かしきれません。何日おきや、1週間おきなどルーティンでパイプクリーナーを使うのがベストです。

効果的な掃除
上記でもつまりの原因と対処法について紹介しましたが、つまりの原因と対処法が合っていなかったら、改善されない場合があります。

たとえば髪の毛が多くつまっているのに、重曹を流しても意味ありません。何がつまっているのかを見極めて、効果的なものを使って掃除をしましょう。

まとめ

お風呂の水が流れなくなったら、毎日の積み重ねでなにかしらつまりを起こしている可能性が一番高いです。

いきなり大きなものを流してしまい、いきなり流れなくなることもあるかもしれませんが、身に覚えがないのにつまる場合は、毎日少しずつ髪の毛やなにかのカスがたまっていったと考えるのが自然です。

日々少しずつ掃除しておくことが、お風呂の水をつまらせない秘訣です。小さな掃除でよいので習慣化させましょう。

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