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水のコラム

2023.02.08

トイレ

トイレタンクってどうなってるの?仕組みと修理方法を解説

普段中身を見ることがないトイレタンクは、複数のパーツにより構成されています。そのため、ひとつのパーツが破損すると、機能に影響を与えてしまいます。一度故障すると大変ですが、中の仕組みをよく知っていれば、自分でも修理可能です。

この記事では、タンクの中にあるパーツその動き・万が一の時の修理方法を解説します。

トイレタンク内のパーツと仕組み

タンクの中には、それぞれ役割を持ったパーツがあります。修理の際は、パーツごとの名称と役割を覚えておかなくてはなりません。まずは中にあるパーツと仕組みを学びましょう。

ボールタップ
浮き球と連動して動くことで水を供給するためのパーツです。給水管と浮き球につながっています。ここが故障すると水が止まらなくなったり、逆に入らなくなったりします。

浮き球
ボールタップにつながった球状または四角や円柱型のパーツです。中に空気が入っており、タンク内の水位に合わせて動きます。この動きがボールタップに伝わることで、水を供給できます。

オーバーフロー管
タンク内にある管で、中の水位が適切な状態になっているかの判断と、余分な水を便器に流す役割があるパーツです。管には線が引かれており、線よりも2~3cm下に水位が来ていれば、中の機能が正常であると判断できます。

タンク内の水が多いと、余計な分が便器に向かって流れることで、タンクから水があふれる事態を防いできます。便器へ流れる水が止まらない場合は、水量に異常が起きている証拠です。

フロートバルブとチェーン
タンクの中を見ると、レバーの先にチェーンがつながっているのが分かります。チェーンの先端はゴム製の弁につながっています。この弁がフロートバルブです。レバーを操作することでチェーン荷動きが伝わり、フロートバルブが持ち上がります。結果、便器内に水が流れるわけです。

このチェーンが切れたり、バルブが破損したりすると、レバーを動かしても水が流れなかったり、操作していないのに水が出たりします。水量や流れに異常があるときは、チェーンやバルブの故障を疑いましょう。

レバー
タンクの外側にあるパーツです。先ほど解説したように、中にあるチェーンとフロートバルブにつながっています。軸上の形をしており、この軸が破損すると操作しても水が流れません。これもタンクによくある故障のひとつです。

トイレが流れる仕組み

タンクのパーツを押さえたところで、トイレが流れる仕組みを確認しましょう。トイレはレバーを操作すると、つながっているチェーンとバルブが引っ張られ、タンクの中から便器に向かって水が流れます。

水の流れに連動している浮き球が下がり、その動きに合わせてボールタップが開き、水が供給されます。しばらくするとレバーに合わせてバルブが閉まるため、タンク内に水が溜まるのです。

その後、オーバーフロー管の示す位置まで水が流れると、浮き球が水位に合わせて上昇し、ボールタップが閉まります。トイレは、この一連の流れをタンク内で行うことで便器内を洗浄しています。

トイレタンクの故障が疑われる症状

トイレタンクが正常なら、上記の動きを繰り返して動きますが、異常が発生しているといつもとは違う動きをするため、注意が必要です。タンクが故障しているときに起きがちな動きもあわせて覚えておきましょう。

便器の中に水が流れ続けている
便器内に水が流れ続けている場合、フロートバルブやボールタップに異常が起きているかもしれません。複数の要因が考えられるため、異常が発生したときはタンク内を確認しましょう。

なお、水を止めたい場合は、トイレの止水栓を閉めます。タンクにつながっている給水管を調べると、栓や蛇口のハンドルのようなものがついているはずです。栓はマイナスドライバーで、ハンドルは手で操作できます。動かなくなるまで回しましょう。

止水栓は供給される水量を調節する栓でもあります。閉めるときは、修理後給水を再開するためにも、回した回数を覚えておきましょう。

タンク内に水が溜まらない
タンク内に水が溜まらない場合、タンク本体やフロートバルブに異常が起きているかもしれません。タンクの周りに水漏れなどがあれば、タンクにひび割れなどが起きている可能性が高くになります。

また、フロートバルブはゴム製のため、劣化すると縮んだり割れたりします。ここから水が漏れて、いつまでたっても溜まらない状態になることも多いです。この場合、本体そのもののまたはバルブの交換が必要になります。

タンク内の給水が止まらない
ボールタップや浮き球の故障です。浮き球が下がったままだと、ボールタップが開きっぱなしになり、常に給水される状態になります。浮き球やボールタップを動かし、給水に異常がないか確認しなくてはなりません。

こちらも水が溜まらない場合同様、パーツ交換が必要です。また、給水をいったん止めるために、止水栓を閉めるのも忘れず行っておきましょう。

タンクに水が給水されない
逆に給水されない事態も、同じようにボールタップや浮き球が故障している可能性が高いです。浮き球を動かしてボールタップが正常に動くか確認する必要があります。動きに異常があれば、問題のあるパーツを交換しましょう。

まれに水道の使用手続きや料金未払いで給水されないこともあります。タンク内に水が来ない場合、特に目立った異常が発見できないときは、ほかの要因を考えましょう。

トイレタンク内の部品交換のやり方

タンクが故障したときは、部品交換で修理します。ここでは、複数の症状に関わる部品である4つのパーツを修理する方法をご紹介します。

ボールタップと浮き球の交換方法
交換前に、道具を用意しましょう。

・マイナスドライバー
・モンキーレンチ
・新しいボールタップまたは浮き球

マイナスドライバーは作業前に止水栓を閉めるのに使います。モンキーレンチはパーツのつけ外しに使う道具です。交換するための部品は、メーカーやトイレの型番により異なります。現在使っているものと合致する製品を用意しましょう。

道具を用意できたら、止水栓を閉めてのふたを取り外します。ナットで固定されている場合は、モンキーレンチで外します。ふたは陶器製のため、とても重いです。落としたり割ったりしないようご注意ください。作業しやすくするため、中の水を抜くのも忘れず行いましょう。

ふたを外したら、タンクの外の給水管に取り付けられている大小ふたつのナットを外します。ナットを両方外すとボールタップが取れるので、新しいパーツと交換しましょう。あとは新しいパーツを、外したときとは逆の手順で取り付けるだけです。

新しいパーツをしっかり取り付けたら、止水栓を開けてトイレが正常に動く確認します。異常が改善できたことが分かったら、修理は完了です。

フロートバルブとチェーンの交換方法
フロートバルブとチェーンの修理も、用意する道具はほとんど同じです。

・マイナスドライバー
・新しいフロートバルブまたはチェーン
・ペンチ

用意できたら止水栓・ふた・水抜きの作業を行います。その後、バルブと鎖を取り外し、新しいパーツに交換します。このとき、チェーンが古いパーツよりも長い場合は、ペンチで調節してください。パーツを付け終わったら、止水栓を開けて修理できたか確認します。

自分で修理が難しい場合は業者の力を借りよう

タンクの故障はパーツ交換で修理できます。道具があれば家庭でも修理できますが、難しい場合は業者の力を借りた方が安全です。無理に自分で修理しようとせず、プロに依頼しましょう。

また、本体のひび割れ・破損のような故障は、家庭では修理できません。このような場合も、業者に連絡してください。

まとめ

トイレタンクの仕組みは、複数のパーツにより構築されています。パーツの機能や動きを覚えれば、故障しても自分で修理できます。

自分で修理するのが難しい場合は、専門家の力を借りることも忘れないでください。

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