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水のコラム

2023.03.08

トイレ

トイレの仕組みはどうなってる?トイレの仕組みと詰まりについて解説

トイレは日常生活に不可欠な生活インフラですが、詰まりや水漏れといったトラブルに巻き込まれやすいです。実際にトイレが詰まって困ってしまったという経験がある方は少なくないでしょう。

こうしたトラブルはトイレの仕組みを理解していれば冷静に対処が可能ですが、トイレの構造を詳しく知っている方は多くはありません。

そこでこの記事では、トイレにトラブルが起こったときに適切な対処ができるように、トイレの仕組みとトラブルとして発生しやすい詰まりについて解説していきます。

タンクの構造

トイレのパーツの中でも1番重要な部分となってくるのがタンクです。水をためるという役割を持つタンクはその用途自体はシンプルですが、タンク内部の構造は複雑です。

そこでこのトピックでは、タンクの構造を内部の部品ごとに分けて解説していきます。

浮き玉
浮き玉はタンク内の水に浮いている部品です。タンク内に水を供給する際に力を発揮する部品で、水位が下がって浮き玉の位置も下がると水が供給され、逆に水位が上がって一定の位置まで浮き玉が上がると給水が止まるようになっています。

「浮き玉」と聞くとただ浮いているだけの玉だと思いがちですが、タンク内の水量を一定レベルに保つために利用されている重要なパーツなのです。

オーバーフロー管
タンクの中央部に立っている管のことです。タンク内の水が溢れそうになったときに許容量外の水を便器へと流す役割を持っています。

基本的には浮き玉によってタンク内の水量は一定に保たれる仕組みとなっていますが、その仕組みが機能せずにトラブルが発生した際の対応を期待されている部品です。

なお、オーバーフロー管にはタンク内の標準水位を表す「WL」という文字が記されており、このラインを超えると水がオーバーフロー管に吸い込まれるようになっています。

止水栓
タンク内の水の供給度合いを調節する部品です。給水管という管がタンク内へと水を供給しているのですが、止水栓はこの管とタンクの間に設置されます。なお、位置としては給水管が飛び出てきている壁や床あたりになるでしょう。

水道でいう蛇口のような役割を持っており、止水栓を開けたり閉めたりするとトイレに供給する水の量を調節できます。また、水を止めることも可能であるため、水漏れや詰まりといったトラブルを解消するときにも役立つ部品となっています。

フロートバルブ
タンクの水を便器に排水する機能を持つゴム製の部品です。タンクの底で排水弁を塞ぐように設置されており、トイレの水を流すレバーと鎖などでつながれています。

トイレのレバーを動かすと鎖に引っ張られるようになっており、その拍子にフロートバルブが浮くと排水弁が解放されて水が便器に流れていくのです。

便器自体の構造

タンクの構造を把握したら、次は便器自体の構造を見ていきましょう。トイレの水たまりや排水路といった構造部分に対する理解が深まると、詰まりのトラブルに対しても冷静に対応できるようになります。そのため、しっかりと構造を頭に入れていくことが大切です。

水たまり
便器内にたまっている水です。下水管から上がってくる臭いが部屋に広がらないように防ぐ機能や排泄物が便器に付着するのを防ぐ機能を持っています。

排水路
便器につながっている通路で排泄物やトイレットペーパーを下水管に流す役割を持っています。排水路はトラブルが起きやすいパーツとなっており、うまく排泄物を流せないと詰まりを発生させて水漏れや異臭の発生といったトラブルを引き起こします。

実際、トイレのトラブルでよく取り上げられる「詰まり」は、ほとんどのケースでこの排水路で発生しているのです。

トイレの詰まり

ここからはトイレの詰まりの原因について解説していきます。

トイレの詰まりの原因を把握できていると、その後の対応もスムーズに実行できます。ここでは知っておきたい2つの原因をピックアップしたため、ぜひ参考にしてください。

トイレットペーパーを流し過ぎた
トイレットペーパーの流し過ぎによる詰まりは非常に多く発生しています。トイレットペーパーは水溶性であるため、つい多量を流してしまいがちです。しかし、流し過ぎてしまうと水に溶けきれずに一部が排水路に残ってしまいます。

そして、溶けきれなかったトイレットペーパーが一つに集まって排水路をふさいだ結果として詰まりが発生してしまうのです。そのため、トイレットペーパーを使う際には多量を一度に流さないといった工夫を行う必要があると言えます。

汚れの堆積
汚れの堆積もトイレの詰まりを発生させる主な要因です。排水路に付着した汚れがどんどん大きくなって通路をふさいだり、尿石が肥大化して排水路をふさぐほどに大きくなると詰まりが発生します。

汚れの堆積による詰まりは日頃からトイレをメンテナンスしておけばその発生数を少なくできるため、定期的に掃除をするといった取り組みを行うとよいでしょう。

トイレの詰まりの対策方法

トイレの詰まりの原因を理解したら、次はその対策方法について見ていきましょう。原因に合わせた対策を行うことで無理なく詰まりを解消できるため、ここでは先ほどのトピックで紹介した原因に合わせた形で対策法を紹介していきます。

ラバーカップなどを使う
トイレットペーパーや異物が原因で詰まりが発生しているときにはラバーカップなどを使いましょう。流した排泄物などが排水路をふさいでいるときは、物理的な方法でそれらを取り除くのが手軽かつ確実と言えます。

特に、ラバーカップは便器の排水口に押し付けて引っ張り上げるだけで詰まりの原因となっているものを吸い出せるため、詰まりが発生した際にはまずラバーカップの利用を検討しましょう。

パイプクリーナーを使う
汚れが原因で詰まりが発生しているときには、パイプクリーナーの使用がおすすめです。特に尿石などはいったん排水路にこびり付くと物理的な手段での除去が難しいです。そのため、洗浄剤で溶かしてはがすという方法がおすすめなのです。

なお、パイプクリーナーは汚れの種類によって使い分けましょう。例えば、タンパク質系の汚れを解消したいときにはアルカリ性の洗浄剤を利用しましょう。また逆に尿石などのアルカリ性の汚れを落としたいときには酸性の洗浄剤を使うと手軽に詰まりを解決できます。

個人で対応できないときは
個人での対応が難しいと感じたときには、業者への依頼を検討しましょう。トイレの詰まりは基本的には個人での解決が可能ですが、詰まりの要因が複数にまたがっていたりすると解決が困難になります。

そして、この場合に無理をして個人で詰まりを解決しようとすると、かえって状況を悪化させかねません。場合によっては、トイレが故障して交換をしなければならなくなるといった事態にも発展する可能性があるため、無理をせずプロに対応をお任せしましょう。

まとめ

トイレの仕組みをしっかりと理解できていると、予期せぬトラブルが発生したときにトイレのどの部分で問題が発生しているかを予見できるようになります。そのため、今回紹介したトイレのタンクの構造や便器自体の構造はしっかりと理解しておきましょう。

また、トラブルの原因が見えていても個人での対応が難しいケースも少なからず存在します。こうしたトラブルに遭遇したときには無理をせずに業者に依頼しましょう。

なお、無理に個人で解決しようとすると状況を悪化させかねないため、最低限の処置だけを済ませてプロの力を借りるのが賢明です。

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