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水のコラム

2023.03.28

水回り

排水栓とは?手が届きにくい場所でも確実に落せる清掃方法

排水栓とは、洗面所や風呂場で排水する時に水流を栓で止めたり、流したりするための調節具です。この部分には、汚水が流れつくので水が滞留しやすいところ。排水栓には、主に2通りあり、それぞれ異なる仕組みを持っています。

そこで、本記事では排水栓の清掃方法について解説していきます。

排水栓とは

まず、洗面所にある2通りの排水栓とはどこをさすのか、またその仕組みを解説します。

はじめに、ゴム栓タイプの排水栓です。洗面台に設置された鎖の先端にゴム状の黒い円形栓を使って止水する構造となっています。排水管自体は、リング形パッキンや締め付け可能なナットネジで一つになっている仕組みがあります。

洗面台下のところのナット箇所をゆるめて排水栓を取り外せます。

次に、ポップアップタイプの排水栓です。カランに設置されているレバーを操作することで止水できる、ゴム栓タイプ排水栓よりもニュータイプの排水栓です。水の流れを止めるための蓋下のところには、網目状の受け皿があるので、髪の毛や小さなゴミ汚れをキャッチできます。

ポップアップタイプの排水栓は、洗面台下のところから直線的にのびて、排水栓の横側からワイヤーがのぞく仕組みとなっています。ワイヤーはカラン近くのレバーと通じており、つながっています。

レバーを押し引きすることで、ワイヤーを通じて止水の蓋を開け閉めできるのです。
よって、ゴム栓タイプ排水栓のように手で直接排水口に設置することがありません。

排水栓の清掃方法

ここで、2タイプの排水栓の清掃方法を説明します。

まず、ゴム栓タイプ排水栓です。こちらの清掃方法は簡単で、不要な歯ブラシや台所スポンジを用いればスムーズに汚れを落とせます。台所スポンジのザラついた硬い面を使ってこすり洗いすると、ほとんどの汚れは落とせるでしょう。

汚れが落ちない場合は、台所用ハイターをスポンジに含ませながら、こすり洗いをしたり、そのまま汚れにハイターを付けて放置するのがいい方法です。

次に、ポップアップタイプ排水栓は、髪の毛をとらえる役目をしています。よって、まめな清掃がポイントになってきます。清掃をサボったままにしていると、蓄積した髪の毛によって水が流れなくなるのです。

また、パーツが傷んでくると、蓋を閉めても水が流れるケースもあります。経年により老朽化してきた場合は、新品の排水栓と買い換えるのがいいでしょう。

ポップアップタイプ排水栓の清掃方法は、はじめに水栓上部の蓋を引き抜き、抜いたその蓋を不要な歯ブラシで、こすり洗いします。続いて、排水口に溜まった髪の毛を取っていき、排水口近くの汚れを台所スポンジや不要な歯ブラシで、こすり洗いして汚れを洗い落としてください。

こすり洗いが終わったら、すすぎ洗いをします。その作業が終わったら、最後に、蓋を元に戻して完了です。その時、洗面台の排水栓の中心にとび出ている突起箇所に確実にはめましょう。

真っ直ぐに装着されていないと、レバーを操作したときに円滑に閉まらない場合があります。

排水栓の取り替え方法

ここで、排水栓の取り替え方法をそれぞれ解説します。

まずゴム栓タイプ排水栓は、先述の清掃をしても汚れが落ち切らなかったり、10年以上経過している場合は、取り替えが必要なケースもあります。ゴム栓タイプ排水栓は、自分でも取り替えられます。

普通、ゴム栓タイプ排水栓の鎖の根元箇所はネジ式となっており、左側回りにまわすと外れます。ここでの注意点は、サイズ選びです。自分でサイズを測れる場合はオンラインで購入しても問題ないのですが、不安な場合は工具専門店に実物を持ちこみ、正確に合う大きさを購入するのがベストでしょう。

次にポップアップタイプ排水栓を取り替える際は、排水栓用パイプ箇所だけでなく、カラン近くに設置されているワイヤーとレバーなども外す必要があります。レバーを外すときは、カランも同時に外す必要があります。

カランを外すときは素手だと固すぎるので、モンキーレンチを用いましょう。
作業する前には、水が溢れる場合も考えて止水栓を閉じておきます。止水栓はネジを回す種類がほとんどなので、ドライバーを用意しておくとスムーズです。

道具を準備できたら作業を開始できます。

下記、ポップアップタイプ排水栓の取り替え手順を解説します。

・水溢れ防止のために止水栓を閉める
・排水栓の下のところでレバーと通じているワイヤーの接続器具を外す
・洗面台下部のナットをゆるめて外す
・カラン自体を回しながら外す
・カラン下部から出ているワイヤーを左側回りに回しながら外す
・新品のポップアップタイプ排水栓を洗面台に設置する
・新品のワイヤーをカランに入れる
・ワイヤーの先端についている金属部品をポップアップタイプ排水栓の接続箇所に設置する

一連の作業が完了したら、1回レバーを押し引きし、排水栓の蓋が開け閉めできるか確かめます。スムーズに動作すれば完了です。

なお水漏れするときは、蓋の直下にある銀色のリングが確実についているか確かめてみましょう。もしついていないときは、再分解して銀色のリングが洗面台の表面から確かめられるように取り付けます。

排水栓を取り替えるときのポイント

洗面台の排水栓を換える場合は、自宅の洗面台に合ったタイプの製品を選ぶことがポイントです。適さない製品を選ぶと、設置できません。そこで、取り替えするときのポイントについて説明します。

サイズ選びが重要
排水口の穴の大きさをあらかじめ確かめてから、その大きさに適した製品を選びましょう。取り替え前に使っていた製品と同じメーカー、もしくは同じ種類の製品を選んだ方が大きさや種類の間違いを防げます。

したがって、あらかじめ穴部分の直径を測っておくと安心です。排水栓はオンラインストアや専門の工具販売店で購入可能です。

ただし、ゴム栓タイプ排水栓からポップアップタイプ排水栓に取り替える場合は、洗面台の下のところにある排水用のパイプ取り替えも忘れずにしましょう。ゴム栓タイプ排水栓は、排水口から直線的にパイプが出てきます。

他方、ポップアップタイプ排水栓のケースは、パイプからレバーと接続しているパイプが突き出しています。よって、排水用のパイプも同時に取り替えましょう。

設置対応の洗面台か
洗面台の種類によっては、種類の違う排水栓の設置に非対応なケースもあります。ゴム栓タイプ排水栓の場合は、穴の大きさだけ合っていれば設置できますが、ポップアップタイプ排水栓の場合は、洗面台やカランが非対応だと設置できません。

よって、ゴム栓タイプ排水栓からポップアップタイプ排水栓に取り替える際は、事前に洗面台が対応しているか確かめておくことをおすすめします。

排水栓の清掃と取り替えが困難な時
排水栓の清掃方法や取り替え法をわかっていても、スムーズにできない場合もあります。その場合は、専門家に依頼するといいでしょう。

排水栓の問題が発生した場合、まだ購入したばかりであったり保証期間中であったりすれば、洗面台のメ―カーが無料で直してくれる場合があります。これに該当する場合は、1回洗面台のメーカーに問い合わせてみましょう。

保証期間が終了していたり、長期間使用したりしている洗面台のケースでは、洗面台のメーカーより水道修理業者のほうが低価格になる場合があります。メーカーと水道修理業者、両方見積りを依頼して見比べると失敗がないでしょう。

まとめ

本記事では、排水栓についてその構造と手入れの方法を解説してきました。また、手が届きにくい場所でも確実に落せる清掃方法についても紹介しましたので、明日から即実践できるのではないでしょうか。

ぜひご自宅にある排水栓のメンテナンスの参考にしてみてください。

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