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水のコラム

2023.04.03

お風呂

シャワーヘッドの残り水はどうして起こる?不具合の見分け方と改善法

シャワー使用後にポタリポタリと水が滴るケースがあります。これは残り水ともいわれ、シャワーの作りが理由で起こるものです。

時間をおけば解消されますが、それでもなお溢れる場合は不具合の可能性が高いでしょう。今回はシャワーヘッド内の残り水がなぜ生じるのか、その見分け方と改善法を紹介します。

シャワーヘッドの残留水とは

残留水とは、シャワーヘッド内の残り水のことです。日常、ヘッド内の水は表面張力によって維持されていますが、シャワーを使用すると空気が入り込み気圧の変化を受けるので、水が外に押し出されます。

シャワーヘッドの仕組み上起こるものなので、問題ありません。使用したすぐ後から、おおよそ60秒前後流れつづけて自然に直ります。

残り水を抜く手段
残り水は自然となくなるものですが、使用した後に水抜きすることも可能です。残り水を抜く手段を説明します。

使用後ふって水を出す
シャワーの使用後は、ヘッドをふって中身の水抜きをします。水が一定量なくなるまでふってください。この際にシャワーヘッドを上に向けたり、ふっても残り水が出し切れなかったりする場合があります。

この場合、不具合による水漏れが発生している場合が多いです。ヘッド周りに問題箇所がないか確かめましょう。

シャワーを寝かせ気味にしてシャワーフックにかける
水を出したらシャワーフックに斜めの角度でかけます。普通、シャワーヘッドが地面に面して垂直の角度になる形でかけますが、残り水を抜きたいときは斜めにかけてください。

シャワーのヘッド部分と持ち手のプラスチック部分をフックに引っかけるような形で置きます。シャワーに問題がなければ、これで残り水は出てこなくなります。

なかなか残り水が止まらない場合は水漏れの可能性
残り水は長くても60秒以上経過すると直ります。もしシャワーの水垂れが終わらない場合、残り水ではなく水漏れしている場合が多いです。シャワーは壊れる場所がいくつかあり、各所で正しく対応する必要があります。

シャワーヘッドによくある不具合

シャワーのヘッド部分は、ヘッド自体の不具合だけでなく、接続部品や接続している水栓の摩耗など、色々なトラブルが起こります。修理のときは、不具合部分を正確に把握する必要があります。シャワーのヘッド箇所によくあるトラブル事例を把握しておきましょう。

ヘッド本体部のトラブル
シャワーヘッドに亀裂・ゆがみがあると、その部分から水漏れします。残り水のような水漏れが起こっている場合、はじめはヘッド部分に問題がないか確かめましょう。問題がなければ、他の箇所の問題を確かめます。

ヘッドとホース部分を接続するパッキンの老朽化
シャワーヘッドとホース部分は、プラスチック製もしくは金製です。これらの材料は組み合わせても隙間ができるので、パーツの隙間をパッキンといわれるゴム部品で接続しています。

パッキンはシャワーヘッド部分やホース箇所よりも寿命が早いパーツです。老朽化すると縮み、亀裂が入ります。こういった縮みや亀裂から、水漏れする場合があります。残り水かと思ったら、ヘッドとホース部分の隙間からの水漏れだった、というケースも多いです。

水栓の老朽化
ヘッドやホース部分に目立つ問題がないときは、他の場所で不具合が起こっている場合が多いです。カラン側に接続している水栓に問題がある場合、その部分から水が流れて「残り水」のような状態となります。

水栓の問題でよくあるケースが、パッキンの経年老朽化やナット箇所のゆるみです。パッキンやナット箇所に問題があると、その隙間箇所から水漏れします。シャワー箇所に全然問題がないのに水漏れが起こっているケースは、カラン側を確かめましょう。

故障箇所ごとの修理法

シャワーヘッドやホース箇所のトラブルは、それぞれ修理方法や使用する工具が異なります。原因に沿って確実な修理方法を行いましょう。トラブル内容ごとの修理方法を説明します。

どのトラブル箇所でも修理前に止水栓を閉めて作業スタートする
どのトラブル箇所でも必要となってくるのが、止水栓を閉める作業です。水の流れを止めないと、作業中に予期せぬ水漏れを招きます。作業の障害になるので、止水栓は忘れずに閉めましょう。

止水栓は、マイナスドライバーを栓の溝部分に差し込んで回しながら閉めます。この際、栓を回した回数を覚えておきましょう。止水栓は、水を流す量を栓を回転させた回数でコントロールします。

水道設備は各所に適量の水、適当な水圧が出るよう栓を調整しているので、回した回数で開ける必要があります。止水栓を閉める場合は、回した回数を忘れないようにしましょう。

ヘッドが壊れた場合は新品に取り替え
シャワーヘッド部分の不具合は、新品のヘッドを購入して対処すれば、すぐに修理できます。ホースやカランに適したものを購入しましょう。あらかじめカランの品番を確かめておくと、購入する際に迷うことがないでしょう。

取り替えの際は、古くなったシャワーヘッドを回しながら外し、新品のものに付け替えます。確実にシャワーヘッド部分が止まるまで回し続けてください。取り付けたら止水栓を開け、シャワーを出して水漏れしていないか確かめましょう。

パッキンも取り替えて修理可能
パッキン部品はシャワーヘッドとホース箇所の隙間にあります。取り外して新品に取り替えましょう。取り替え方法はシャワーヘッドを取り替える場合と同様です。ヘッド箇所を取り外すとゴム製のパッキンがあるので、古くなったものを外し、新品のパッキンを設置します。

パッキンは工具販売店などで購入できます。パッキンにはいくつか種類があります。間違えそうな場合は、事前にシャワーヘッドのパッキンを外して、そのパッキンをお店に持ち込み、店員さんに同じものを見つけてもらいましょう。

パッキン取り替え後、シャワーヘッドを再度締めたら止水栓を開け、シャワーを使用します。接続部から水漏れしなければ修理は成功です。

水栓はナット箇所の締め直しやパッキンの取り替えによって対処する
カランの水栓は、ハンドル式とサーモスタット式で作業が異なります。カランタイプに適した修理をしましょう。

はじめにハンドル式の取り替え手順から説明します。モンキーレンチ・プラスドライバーを準備してください。最初に止水栓を閉めたら、赤色または青色の色付きビスをマイナスドライバーで取り外し、ハンドルを固定するネジをプラスドライバーで取り外します。

内部にパッキンがあるので、新品と取り替えましょう。取り替え作業が終了したら、取り外したときとは反対の順序で部品をつけ直し、止水栓を開けシャワーを使用します。水栓箇所・シャワー部分ともに水漏れしなければ終了です。

サーモスタット式に用いる道具は同じです。作業が異なるので間違えないようにしてください。最初に、ハンドルを取り外します。ハンドルは手動で抜ける種類と、ネジで固定されている種類があります。

ネジ固定タイプは、ハンドル部にネジカバーが設置されているので、それを取り外してプラスドライバーを使い、ネジを取ってください。

その後、メモリやマークが付くインデックスを取ると、ナットが確認できます。素手もしくはモンキーレンチで取り外しましょう。摩耗したパーツを取り替えたら、取り外したときと反対の順序で部品を元通りにします。止水栓を開け、動作チェックし問題がなければ作業終了です。

自力修理できない場合は業者へ

シャワーヘッドの修理は単純ですが、自分で修理するのが困難なケースも。とりわけ、水栓の修理は工程が複雑な分、敬遠する人も多いでしょう。自分で修理するのが困難な場合は、専門業者に依頼して対処してもらいましょう。

専門業者に依頼する際は、あらかじめパッキンのような部品を購入しておくと、費用をディスカウントしてもらえる場合があります。依頼するときの料金が心配な場合、あらかじめ取り替え部品を準備しておきましょう。

まとめ

今回は、シャワーヘッドの「残留水」について解説しました。シャワーヘッドからの水漏れは残り水の場合もあります。残り水かどうかの判断する際は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

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