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水のコラム

2023.05.27

トイレのトラブル

タンクレストイレの故障はDIYでは不可能?!その原因を解説

商業施設でよく目にする「タンクレストイレ」。最近では、一般家庭にも設けられるケースが多くなってきました。

しかし、タンクレストイレは旧型のものと大きく作りが異なり、故障原因も異なります。そのため、古いトイレのタイプでは自力で修理できても、タンクレストイレだと自分で修理することができないという問題も多いです。

そこで今回は、タンクレストイレが故障した場合に自分で修理できるのかを解説します。

タンクレストイレの不具合をDIYで直せないわけ

タンクレストイレは、タンク部分が設置されている古いトイレタイプとは水が流される構造が異なります。したがって、トラブルが起きた場合も、従来通りの修理方法が適用されるとは限りません。

まず、DIYでは直せない理由を説明していきます。古いタイプのタンクありトイレで不具合が発生するケースだと、詰まりやパーツの老朽化が激しいです。

タンクありトイレはシンプルな作りだったので、詰まりトラブルはラバーカップを使用して解決、パーツについてはタンクの蓋を取り外して自分で取り替えることで解決することが可能でした。

他方、タンクレストイレは、構造が入り組んでおり、バルブ箇所やポンプ部の不具合によって問題が発生すると、専門知識がないと修理が困難です。

くわえて、電気回路がたくさんあり、操作をリモコンでするので、「リモコンのボタンが動かない」「リモコン電波の受信回路の不良」などがトラブルの原因になるケースもあります。

リモコンによるトラブルや電波の不良については、リモコンを修理したり、電波の環境をリサーチしてみたりする必要があるので、自分で対処できないと考えていいでしょう。

タンクレストイレの構造

タンクレストイレは、水を貯めるタンク部分がない代わりに、給水管部からそのまま水が流れてきて、トイレを通り排水管に流れていく作りになっています。

タンクありトイレのように勢いをともなって水を流すのではなく、便器内の水を「竜巻洗浄」という方法で流すので、少ない水量でも流れやすくなっています。

水道の水圧が足りないと竜巻洗浄が上手にいかず、流れにくくなる場合があります。タンクレストイレの設置条件には、水圧の問題が大きく関連してきます。したがって、設置する場合は水圧調査をします。

上記のように、古いタイプの「タンクありトイレ」と「タンクレストイレ」では作りに大きな違いがあるので、トラブルの原因も異なってきます。くわえて、水の詰まり問題が起きると排水管内部に不具合が発生するかもしれません。

排水管にトラブルがあるケースは、強引に自分で直そうとするとより不具合が起きる可能性が高まります。よって、修理は専門家に任せるのが得策です。

タンクレストイレの不具合で多発する原因と修理料金

タンクレストイレは精密機械なので、前述のとおり古いトイレの修理法をしてしまうとさらに故障してしまう場合があります。したがって、修理するのであれば専門家にきちんと確認してもらうようにしましょう。

以下、タンクレストイレのトラブルで多い原因と修理料金の相場を順に解説していきます。

トイレの水漏れケース
タンクレストイレで水漏れが頻発するのは、「温水便座」と「トイレの下部の配管箇所」が原因になって水が漏れてくるケースです。

温水便座のパーツが原因で水漏れが発生してしまうケースは、パーツの取り替えをしてもらうことになります。修理料金は1万2,000〜1万5,000円程度が相場です。

トラブルの原因が配管部分にあるケースは、配管パイプを接続するパッキンの老朽化や設置がスムーズにいっていないのかもしれません。パーツの取り替えで解決できないケースは、トイレ全部を取り換える場合もあります。

タンクレストイレは一箇所だけ修理することは困難なので、便器を全部取り換えるとなると、10万円〜25万円程度が相場費用です。設置において工事料金や取り外した便器の廃棄処分費用が必要になる場合があります。

トイレ詰まり
便器で詰まりが発生した場合の原因は、「流す量が多すぎた」「水圧が不十分」「バルブ箇所やポンプ部分・電気回路の故障」が考えられます。タンクレストイレは微量の水でも流れるような作りになっています。

ちょっとした故障で問題となってしまう場合があるのです。トイレ詰まりの修理料金は、8,000〜1万5,000円程度が相場費用となっています。そしてこれに出張費用や駐車場費用がプラスされる場合もあります。

水圧が不十分なケースや、バルブ箇所やポンプ部分・電気回路の故障のケースは、トイレ詰まりの修理費用に追加で必要な作業費用が必要です。

配管箇所の詰まり
詰まりが配管に起きる原因は、「流す量が多すぎた」「水圧が不十分」「積もったゴミ汚れ」かもしれません。

配管箇所の詰まりには、「トーラー」というワイヤー方式の清掃機器で配管内部を清掃したり、高圧洗浄機を使ったりして詰まりを解決します。修理料金としては、1万5,000円~3万
円程度が相場価格です。

その他、出張費用や駐車場代金がプラスで必要になる場合もあります。タンクレストイレは高い性能を持っている分、構造が精密なので不具合の危険も高いです。

いつ壊れてもいいように信頼できる専門業者を知っておくと、いざトイレの不具合が発生した場合に落ち着いて依頼できます。

タンクレストイレの不具合を防ぐ方法

タンクレストイレは不具合のリスクを念頭に入れておくことが重要です。トラブルを防止するためには、日常からの使い方や設置している環境の整備をしてみましょう。

トイレットペーパーをたくさん使い過ぎない
タンクレストイレはわずかな水で排便が流れるような作りとなっています。大量のトイレットペーパーを使ったり、便器内に清掃シートなどがたくさんあると、スムーズに流れなくなる場合があるのです。

タンクありと異なり、水が溜まるのを待たなくてもいいので、大量の物を流す場合はいくつかに分けて流すなど使う方法を考えましょう。

水圧が弱く設置している環境が悪い
タンクありのトイレは水を溜めてから勢いをともなって水を流します。しかし、タンクレストイレのケースは、自然な水流を活用して排泄物を流していきます。したがって、水圧が不十分だとスムーズに流れなくなってしまい、詰まりが発生しやすくなります。

もとからの水道の水圧と配管の設置の仕方によっても水圧は変わります。自宅がタンクレストイレの水圧に適さないケースは、配管の位置を変えたりタンクありトイレに取り替えたりするという手段があります。

昨今のタンクありトイレはタンクが小さく、地味な種類もあります。もともとの水圧が弱い環境の場合、取り替えも考えてみてください。

タンクレストイレの不具合は設置している環境も大きく関連してきます。余程不具合が多くなるケースは、タンクありトイレに取り替えることも検討してみてください。

万が一不具合が発生した場合は、直ちに専門業者に依頼するようにしましょう。詰まりをそのままにしているとガスが原因であふれ出してくる場合があります。別のトラブルでも時間経過とともに悪化する場合もあるのです。

まとめ

タンクありトイレと異なり、タンクレストイレは構造が複雑で繊細です。取り扱いを間違えると大きな事故にも繋がりかねません。

自分での修理はほぼできないと考えておいた方がいいので、手入れはまめに行い、無理な使用方法は避けて使いましょう。

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